第2種冷凍機械責任者【上級冷凍受験テキスト攻略】圧縮機編

2種冷凍機械責任者
こんにちは!まるです。

第2種冷凍機械責任者の試験勉強を上級冷凍受験テキストを見て試験に出そうな重要箇所をノートに書いてまとめました。

吸収冷凍装置

吸収冷凍装置の特徴を書きます。

圧縮機がない

特徴

蒸発器、吸収器、発生器、凝縮器と溶液熱交換器、溶液ポンプで構成

臭化リチウム吸収冷凍装置 空調用

吸収性、吸湿性によいが金属を腐食する

冷媒はを使用

吸着剤は臭化リチウム 

アンモニア吸収冷凍装置 低温用 0~-60度

冷媒はアンモニア

吸着剤は

圧縮機

圧縮機の特徴を書きます。

往復圧縮機

特徴

気筒数が1~2の小形のものは容量制御機構がない、はねかけ式

気筒数が4、6、8の多気筒圧縮機は容量制御機構がある、強制給油式

容量制御は2気筒ずつ1ブロックで作動

往復コンパウンド多気筒圧縮機

1台の圧縮機に低段側と高段側の気筒があり、電動機も1台にした2段圧縮機

低段と高段の気筒数比は2又は3にする

8気筒の場合は低段側に6気筒 高段側に2気筒

低段側を多くする

低段側と高段側の押しのけ量比は固定

作動は低段・高段で別々に作動する

スクリュー圧縮機

特徴


ツインスクリューとシングルスクリューがある

動力の伝達をスクリューロータの歯自身で行っているのでタイミングギヤがない

高い圧力比に設計されたものは、高温ヒートポンプや低温冷凍装置として使用されている

ツインスクリューの特徴

吸い込み弁と吐出し弁がない

部品数が少ない

小型なので振動・騒音が小さい

液圧縮に比較的強い

油で熱を除去しているので、吐出しガス温度が断熱圧縮よりも低い

スクリューコンパウンド圧縮機

特徴

低段側と高段側の2台の圧縮機を直列に結合して1台の電動機で駆動できる圧縮機

低段用の大型ロータと高段用の小型ロータ1体となっている

低段側と高段側の押しのけ量比は、スクリューロータの組合わせから使用する用途によって選ぶ

低段側と高段側の押しのけ量比は変化する

ロータリー圧縮機

特徴


エアコン、冷蔵庫、カーエアコンなどに使用されている

ローリングピストン式とスライディングベーン式

電動機は吐出しガスにより冷却されるので、電動機は吐出しガスより高い温度になる

冷凍機油が高圧側にあるので、始動時のオイルフォーミングが発生しない

吸い込み管が直接シリンダに接続されているので、液圧縮が起こりやすい

吸い込み弁はないが吐出し弁がある

スクロール圧縮機

固定スクロールと旋回スクロールを組み合わせて吸い込み蒸気を圧縮している

吸い込み蒸気を外から吸って中心部から吐き出す

吸い込み弁と吐出し弁がない

停止時に旋回スクロールが逆回転するので、吐出し側に逆止め弁が必要

液圧縮に比較的強い

動作が滑らかでトルクが小さいので、振動、騒音が小さい

遠心圧縮機

高速回転する羽根車で大量の蒸気を吸い込んでいる

圧縮機、凝縮器、蒸発器が1つのユニットにまとめてある

容量制御を吸い込み側にあるベーンで行うが、低流量になると振動、騒音が出る

これをサージングと呼ぶ

冷凍装置の容量制御方法

① 圧縮機の運転をオン・オフする方法

② 圧縮機の運転台数を変える方法

③ 蒸発圧力調整弁で吸い込み蒸気を絞る方法

④ 吸い込み圧力調整弁で吸い込み蒸気を絞る方法

⑤ ホットガスバイパスによる方法

続きはこちら
第2種冷凍機械責任者【上級冷凍受験テキスト攻略】冷媒・ブライン編

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終わり

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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