第2種冷凍機械責任者【上級冷凍受験テキスト攻略】冷媒・ブライン編

2種冷凍機械責任者
こんにちは!まるです。

第2種冷凍機械責任者の試験勉強を上級冷凍受験テキストを見て試験に出そうな重要箇所をノートに書いてまとめました。

冷媒・ブライン

冷媒・ブラインの特徴を書きます。

自然冷媒

オゾン層を破壊しない・地球温暖化が少ない

アンモニア、二酸化炭素、炭化水素などの冷媒

オゾン層破壊係数(ODP)はフッ素系冷媒のR11が基準 

地球温暖化係数(GWP)は二酸化炭素が基準

地球温暖化を評価する指数4つ

① 冷媒のGWP

② 冷凍・空調の総合的指数TEWI

③ 製品寿命評価LCA

④ 製品寿命気候負荷LCCP

TEWI=冷媒の直接効果+二酸化炭素の間接効果

LCA=間接効果+LCCP

フッ素系冷媒

CFC冷媒(R11、12、13など)塩素

オゾン層破壊や地球温暖化に影響を与える

HCFC冷媒(R22など)塩素が少ない

オゾン層破壊が少ないが、地球温暖化に影響を与える

HFC冷媒(R134、404、407、410など)水素

オゾン層を破壊しないが、地球温暖化に影響を与える


複数の単成分冷媒を混合したものを混合冷媒と呼ぶ

混合冷媒

非共沸混合冷媒 400番台 熱伝達率が劣る

共沸混合冷媒 500番台

非共沸混合冷媒は2相域で気相と液相の成分比が違うので温度変化する

共沸混合冷媒は2相域で気相と液相の成分比が同じなので温度変化しない

非共沸混合冷媒の温度勾配サイクルをローレンツサイクルと呼ぶ

沸点と露天の差が小さい非共沸混合冷媒を疑似共沸混合冷媒と呼ぶ

600番台 有機化合物

700番台 無機化合物

フッ素系冷媒は非フッ素系冷媒よりも沸点が低い

沸点の低い冷媒はピストン押しのけ量が小さくて済むので冷凍能力が大きい(理論成績係数は低くなる)

臨界温度 気体と液体の区別がなくなって相変化しなくなる為、顕熱のみとなる

非フッ素系冷媒

アンモニア

体積能力が大きい、理論成績係数が高い、圧力損失も小さい

二酸化炭素 ヒートポンプ給湯機に使用

不燃、毒性が弱い、理論成績係数が低い、臨界温度が低い

ブライン

無機ブライン

塩化ナトリウムブライン 食品に直接接触する場合に使う

塩化カルシウムブライン 塩化カルシウムと水を混ぜた物

金属に対する腐食性が強いので腐食抑制剤を使う

有機ブライン

エチレングリコール

プロピレングリコール 人体に無害なので食品用に使う

金属に対する腐食性が弱いので腐食抑制剤を使うと腐食がほとんどなくなる

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終わり

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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