【冷凍2種の難易度・合格率】独学で確実に合格する勉強方法

こんにちは!まるです。

ビルメン資格4点セット冷凍3種の一つ上の資格になる、第2種冷凍機械責任者(冷凍2種)について書きます。

冷凍2種の難易度・合格率は?独学で合格できる?冷凍2種は3種よりも難しいの?と気にする人が多く、講習検定を受ける人もいますが、勉強方法で確実に合格できる方法を説明します。

他には試験に受かる為の効率のいい勉強時間、自分で使ってみて良かった参考書などをまとめています。

第2種冷凍機械責任者(冷凍2種)難易度・合格率

最初にビルメン資格4点セットから見た冷凍2種の難易度を書きます。

自分はビルメン4点と消防設備士乙6を取得しましたが、冷凍2種の難易度は以下になります。

冷凍2種>冷凍3種>2種電気工事士>危険物乙4>消防設備士乙6>2級ボイラーの順に難しいです。

ビルメン4点の中では1番難しい3冷を、さらに少しだけ難易度を上げた試験になっている印象を受けました。

ただし独学で3冷が受かった人ならば、短期間(2ヶ月)で誰でも合格できる内容であるので講習などは受けずに独学で試験を受けて下さい。

自分の学力レベルは高卒工業高校なので低いですが、4点セット、冷凍2種、消防設備士乙6の全てを独学1発合格できているので勉強さえすれば誰でも合格できる難易度と言えます。

次に冷凍2種の合格率から見た視点で難易度を解説していきます。

平成30年 受験者2700人(合格者910人)=33%

平成29年 受験者2800人(合格者850人)=30%

平成28年 受験者3000人(合格者910人)=30%

平成27年 受験者3500人(合格者480人)=14

平成26年 受験者3600人(合格者600人)=17%

平成25年 受験者3800人(合格者1180人)=31%

平成24年 受験者4100人(合格者1370人)=33%

平成23年 受験者4200人(合格者610人)=15%

平成22年 受験者3900人(合格者1340人)=34%

平成21年 受験者4300人(合格者1670人)=39%

☆注☆ 数字を把握しやすいように、10の位は四捨五入しています

毎年の合格率は10%~30%代で推移していて、10年間を平均すると約28%以上はあります。

3冷と比べると、3冷は毎年20%~40%代で推移していているので難易度的に10%ぐらい2冷のほうが難しいです。

ただし23年度、26年度、27年度は特に難しい試験でしたので、この3年間を除くと7年間で平均33%もあり、体感的には3割以上、10人に3人以上は合格できています。

この数字から見ると冷凍2種は少し難しい試験ですが、勉強した人は確実に合格できる試験といえます。

3冷が受かった人ならば冷凍機械の基礎が理解出来ている為、2冷の勉強は無理なく進められます。

ビルメン4点セットの中では勉強時間は3冷と同じか、少し少ない時間で合格できます。

自分が受かった29年度(合格率30%)の合格画像を載せておきます。

上記の2つの視点から見た難易度から言える事は、冷凍2種はビルメン4点の中では難しく、世間の他の資格試験の中では普通より少し難しい程度です。

以下は無駄なく独学で確実に合格できる勉強方法を紹介していきます。

冷凍2種を独学で合格する勉強方法・勉強時間

自分は以下の参考書を使って勉強していきました。

1日1時間×2ヶ月半=75時間

3冷よりも少ない時間で合格できました。

冷凍2種で使用した参考書

下記の画像が使用した参考書です。(ゼロからはじめる2種冷凍試験は使いませんでした)

① 過去問集をやる(学識計算以外・保安管理)(60時間)


3冷の知識があれば、いきなり過去問集をやってもだいたい理解できます。

わからない所は過去問集の解説を読めばわかりやすいです。

上級受験テキストは過去問集の解説を読んでもわからない、載っていない所があれば使用するという感じで充分です。

過去問集をやる順番ですが、古い年度(簡単)から新しい年度(難しくなる)順にやっていきます。

学識なら学識、保安管理なら保安管理と分けて集中的にやると効率的です。

計算問題は後回しにして、19年~22年の4年分を5周ぐらいしたら満点が取れるようになりました。

過去問をやる順番は19年~22年を3~5周、24年、25年、28年、29年を3~5周で最後に23年、26年、27年が効率がいいです。

3冷と同じで過去問をやっていると、何が問われているのかが解ってきますので後は他の問題に応用していけば大丈夫です。

自分が受けた29年度も素直な問題が多くて、試験中に合格を確信しました。

② 学識の計算問題をやる(10時間)

学識の計算問題は公式を6つ覚えれば、簡単に解けます。

この2つを落とすと、残りの問題8問で6問正解しないといけないので、きつくなります。

最初の2問はサービス問題と思って必ず正解して下さい。

最初の2問さえ取れれば、残り8問で半分の4問正解でいけるので楽です。


大変分かり易く、計算問題の過去問もありますので助かりました。

自分が受けた試験の1問目の冷凍トンもやっていたおかげで、焦らずに解けました。

よく見ると冷凍トンも消去法を使えば正解できます。

③ 過去問集で法令をやる(5時間)

法令は簡単なので過去問をやるだけで簡単に合格できる点数は取れます。

3冷とほぼ同じ難易度でした。

計算問題と法令は2週間もあれば十分です。

保安管理・学識は消去法を使おう!

2冷も3冷と同じで消去法を使えば簡単になります。


以下は冷凍2種の過去問題を上級冷凍受験テキストを見ながら、消去法を使って解答したものをまとめました24年~29年 

試験前に自分のブログで何周か回して勉強しました。

問題に関した解説を上級冷凍受験テキストを見て書きましたので、覚えると試験に出る可能性があるので回してみて下さい。


① 過去問集をやる(学識計算以外・保安管理)

② 学識計算問題をやる

③ 過去問の法令をやる

最近は3冷、2冷とも簡単な問題が多く、過去問のみでも充分合格できますが、難化する可能性はあるかも知れませんので気を抜かずに取り組んで下さい。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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