【2022年】ビルメン資格おすすめ4点セット難易度や取得順位

こんにちは!まるです。

ビルメンになる為に必要なおすすめ資格ビルメン4点セットの難易度や取得する順位・順番について書きます。

他にはビルメン4点セットを取得する為に使った参考書と勉強時間を紹介していきます。

ビルメン資格4点セットとは?

ビルメンテナンスや設備業務で働くときに必要とされている資格のうち4つの資格(2電工、2ボイラー、危険物乙4、冷凍3種)の事を言います。

使用する場所は主にオフィスビル、病院、ホテル、工場、商業施設、公共施設など幅広く必要とされている資格です。

資格を持っていないと就職活動で書類審査にも通らないので、ビルメン関係で働きたい人はぜひ取得しましょう!

ビルメン資格4点セットの種類

1 第2種電気工事士(電工2種)

2 危険物取扱責任者4類(乙4)

3 2級ボイラー技士(2ボ)

4 第3種冷凍機械責任者(3冷)

画像は左上から時計回りに2種電気工事士、危険物乙4、2級ボイラー、冷凍3種、冷凍2種となっています。

4点セットの中で必ず取得して欲しいのが第2種電気工事士です。

年齢が若いほど(20代)持っているだけで未経験でも就職ができます。

理由は自分の兄がビルメンで働いているので話を聞くと、電工2種のみで採用されて入ってくる新人が多いと言っています。

電工2種の次に必要とされている資格は危険物乙4か消防設備士関係で、2級ボイラーと冷凍3種はあまり必要とされていないです。

2級ボイラーと冷凍3種は資格がなくても、誰でも動かせる簡単な機械が増えてきている為です。

2ボと3冷は資格がなくても動かせる機械が増えてきているからです。

ビルメン資格おすすめ4点セット難易度

全部独学で一発合格できましたので、4点セットの難易度を自分が取得した経験から解説していきます。

筆記のみの難易度

3冷>電工2種>危険物乙4>2ボ

3冷は問題の出題方式が他の資格と違うのと、試験に出る問題文がひねくれたものが多く、日本語の言葉遊びをされている感覚でいやらしいから難しく感じます。

電工2種は電気が苦手だったので難しく感じましたが、後で気づいたら計算問題を捨てて受ければ簡単に合格点が取れます。

危険物は暗記さえすればいいだけなので簡単です。

2級ボイラーは問題と答えが全く同じ問題が8割以上出たので、1番楽に合格できました。(最近の傾向は同じ問題が6割ぐらいなので、危険物と同じか少し難しくなっています)

実技を入れた総合的な難易度

電工2種>3冷>危険物乙4>2ボ

電工2種を1番難しく感じたのは、やはり実技試験があるからです。

今は1年に2回受けれますが、自分が受けた時は1年に1回の1発勝負だったので緊張しました。

複線図も3分で書けるようになるまで時間が掛かり苦労したからです。

重大欠陥が1つでアウト!また来年頑張ってね!と言われると悔しくて、、、

そうならない為にも一生懸命練習して受けて下さい。

複線図も3分で書けるようになるまで時間が掛かって苦労しましたが、電気が得意な人なら楽に合格できる程度ではあります。

数字を付けて難易度を表す(☆が多いほど難しい)

2種電気工事士 ☆☆☆☆☆

冷凍2種    ☆☆☆☆

冷凍3種    ☆☆☆

危険物乙4   ☆☆

消防設備士乙6 ☆☆

2ボ      ☆☆

結論

2電工、冷凍関係は難しく時間がかかる、危険物乙4、消防、2ボは簡単となります。

ビルメン資格4点セットを取得する順位・順番

自分が取得した順番・順位と動機・経緯を紹介していきます。

4点セットを取ろうと思ったのは、セルフのガソリンスタンドで働いていて危険物乙4が必要になった為です。

他に乙4が生かせる職業を探していたら、ビル管理の仕事にも使えそうだとわかりました。

ビル管理の仕事に就職するには、4点セットがあると有利だと思い全部揃えようと思ったのが動機です。

なぜビル管理の資格を取る?仕事をしたいの?

自分がビルメン資格を取ろうと思ったのは兄の影響が大きく、仕事も楽(体力的に)だと言っていたからと、セルフガソリンで危険物乙4を持っていたから残りの3つも取得しようかなと考えました。

ビルメン資格4点セットを取得した順番

以下は自分が取得した順番です。

平成19年取得

危険物取扱責任者乙種4類(乙4)

平成25年取得

2級ボイラー技士(2ボ) 

平成27年取得

第2種電気工事士(電工2種) 

平成28年取得

第3種冷凍機械責任者(3冷) 

平成29年取得

第2種冷凍機械責任者(2冷)

平成30年取得

消防設備士乙6(乙6) 

簡単で年に数回試験がある資格から取る

自分はセルフガソリンスタンドでアルバイトしている時に、危険物乙4を取らないと仕事が出来なくなった為に、最初に取りました。

2つ目は簡単で年に数回試験がある2ボイラーを取りました。

3つ目は電工2種と3冷で迷いましたが、電工2種の実技が最後に残るのが嫌だったので先に電工2種を取りました。

最後に3冷を取り、勢いで2冷まで取りました。

結果論ですがこの順番で良かったです。

これから4点セットを取ろうと思っている人は、最初は危険物乙4か2ボイラーの2つを取ってから、電工2種か3冷を取っていけば効率が良いです。

理由は最初から難しいのを狙うと、落ちた時にやる気がなくなりますし、年1回しかない試験に落ちると来年までモチベーションが保てなくなるからです。

簡単な資格を先に取っていくと達成感がありますし、受かれば嬉しくて次の資格に頑張れます。

落ちたとしても年に数回あるので、覚えた事を忘れる事なくすぐ挑戦できます。

自分は不器用なので年に1個ずつ取っていきました。(焦らずゆっくりとやりました)

ニートやフリーターの人は、危険物乙4を取り深夜のセルフガソリンスタンドでアルバイトをしながら、他の資格を勉強すれば効率がいいです。

深夜なら電工2種の実技も練習出来ます。

誰でも一発合格できる!

高卒で工業高校(建築科)の自分でも一発で取れましたので、4点セットは勉強すれば簡単に取れます。

出来れば4点セットは、お金と時間がもったいないので、1回で受かって下さい。

筆記は過去問中心でやればなんとかなります。

問題は電工2種の実技で練習を何回もしても、1発のミスで落ちてしまいますので慎重に試験は受けて下さい。

いきなりケーブルを間違えて切ったり、刻印間違いで終了してしまいます。

ビルメン資格4点セットおすすめ参考書と勉強時間

自分が使って良かった参考書の画像と、資格取得までにかかった時間を紹介します。

第3種冷凍機械責任者(3冷)

勉強期間

1日1、5時間×2か月(90時間)
自分が受けた年度(28年)は簡単でしたが、26年、27年と難化していたのでしっかりと勉強しました。

最近(28年、29年)は普通の難易度に戻ったので2ヶ月あれば受かります。

法令は簡単ですが、保安管理が難しいので勉強の配分には気を付けて下さい。

保安管理8、法令2ぐらいな感じで自分は勉強しました。

勉強を開始した時は全く頭に入らなかったですが、参考書を何周もすると自然と理解できるようになりました。

最初は初めての第3種冷凍機械責任者試験受験テキストを使いました。

この本は古いですが、最初に読むには最適です。

見たこともない冷凍機械がどんな物なのか、なぜ使われているのか基礎が解りやすく読んでいると自然と理解できるようになります。

次に使った参考書は過去問集の第3種冷凍機械責任者試験模範解答集を買いました。

過去問題集の良い所は、問題の下の解答・解説に重要な事が書かれています。

ここを読んでいくと冷凍機械の基本がすべて理解できるようになっていきます。

最後に買った参考書はSIによる初級冷凍受験テキストです。

試験がこの参考書から作られているので買いましたが、書いてある事が難しいので過去問の解説でも解らない時に調べるという使い方をして下さい。

最近の試験の難易度なら無くても合格できますので、余裕があれば購入して下さい。

トコトンも買いましたが、1周してあまり使用しませんでした。

無駄が多く、2冷の範囲まで載っているので効率が悪かったです。

【関連記事】

2級ボイラー技士(2ボ)

勉強期間

1日1時間×1ヶ月(30時間)
4点セットの中では1番少なく済みました。

4科目とも(ボイラーの構造、ボイラーの知識、燃料燃焼の知識、法令)過去問を暗記すれば合格できます。

自分が使った参考書は詳解2級ボイラー技士過去6回問題集です。

前期後期3年分6回を3周しましたが、解説が解かりやすかったです。

最初に簡単なテキストがあり、次に問題をやり、詳しい解説が載っています。

解答・解説が問題集から切り離せるので勉強がやりやすいです。

この問題集で足りない分はネットに過去問があるのでそちらで補えます。

ボイラーは試験は簡単ですが、3日間の講習を受ける方が大変です。

【関連記事】

危険物取扱者4類(乙4)

勉強期間

1日1時間×1、5ヶ月(45時間)
少し多めに時間を取りましたが、1ヶ月で合格出来ます。

試験を受けたのが平成19年度と昔だったので、自分が使った参考書は現在ありません。

職場で働いている年下の子に聞いたら、今はアマゾンベストセラー1位の乙種4類危険物取扱者試験平成30年度版が解りやすいと言ってました。

5年分400問以上を2周したら合格出来たそうです。

似た問題が半分以上出たので受かったと言ってました。

実際に見せてもらった感想は無駄が無く、綺麗にまとまっています。

テキストと過去問と解説が1冊にまとめてあるので勉強がスムーズにできます。

この問題集だけ買えば簡単に合格できるでしょう。

第2種電気工事士(電工2種)

勉強期間

筆記1日1時間×1ヶ月(30時間)

実技1日1時間×1ヶ月(30時間)
筆記試験

筆記は計算問題を捨てればもう少し短くなります。

自分が使った参考書は第二種電気工事士筆記試験標準解答集です。

この問題集はカラー写真が多く使ってあり、かつ大きく載っているで見やすくて使いやすいです。

計算問題の説明が解りずらいのが欠点ですが、計算問題を捨てて他の問題で合格点を取れば大丈夫です。

自分は計算問題も理解したかったのですい~っと合格の中古本を買いました。

中に入っている丸暗記ノートの計算問題公式が解りやすく理解できました。

実技試験

実技は1日で1個を毎日作っていました。

実技で使った参考書は第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり を使いました。

初めての人でも複線図の書き方が簡単に理解できるように詳しく書いてあります。

複線図から材料を組み立てて完成するまでの一連が、カラー画像で大きく載っているので使いやすいです。

筆記試験が合格してから実技試験まで1ヶ月ありますので十分練習出来ます。

最初は本を見ながらやるので1時間以上掛かりますが、1周(13課題)する頃には30分で完成できていました。

2週もすれば早く(20分以内)、完璧に出来るようになります。



その他のビルメン資格


第2種冷凍機械責任者(冷凍2種)


消防設備士乙6(乙6)


まとめ

難易度は電工2種、冷凍機械は難しく時間がいるが、危険物、ボイラー、消防は簡単に取得できる。

取得順位は簡単な物から取り組み(危険物→2ボ→2電工→冷凍3種→冷凍2種)最後に消防関係で締める。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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